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こんにちは、みやです。
前回は、教室の様子をみて、子どもたち側に様々な問題があったということについて話しました。
後々話しますが、問題は子ども側だけではなく担任側にもありましたので、その両面を解決させなければならないのですが、
パッと見たところ、真面目な子どもたちが、一部の問題児の授業妨害により集中して学習に取り組めずにいたので、
それを最優先で解決しようと考えました。
授業中、騒ぐ男子たちに、
人が話している時に、おしゃべりをしない。
発言は手を挙げて、指名されてから。
イスにはきちんと座る。
の3点を徹底的に叩き込むこととします。
まずここで大事なこと。それは。
ボス猿を見つけること。
動物に例えてしまってすみません。
でもこれすごく大事。問題児の中のリーダーを探すんです。
そいつを制圧できたら、私が新たなボス猿になれるんですから。
自分がボス猿になっちゃえば、あとは皆言う事聞くんでね。
と、まあそんなに単純にいかないことも多いんですけど、
リーダー格の児童を先に手なずけると、後々最強の味方になってくれますので、助かるんですよね。
さあ、このクラスのボス猿は、、、うん、わかりやすい。すぐみつかりました。
隠れボス猿も見つかりました(ボス猿ほどではないが、嫌な雰囲気を醸し出す子)
まずは、その二人からガツンと叱ります。
近年、優しく、悟るように叱る先生も多いですが、私は初日からガツンと怒鳴ることにしています。
前回の記事でも書きましたが、初日は、子どもたちが私のことを観察しているので、
「うわ、この先生こえー」と思わせる必要があります。
怖いって思われても全然かまいません。
正しいことを教えてあげるのは大人の役目ですからね。。
先生や友だちが話している時に少しでも喋ったら許さない。
挙手していないのに勝手にしゃべりだしたら許さない。
イスに正しく座らず、音をたてたり、周りの子の迷惑になるような態度をすぐ直させる。
これを、しつこいくらいに、徹底的に教え込みます。
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初日は結構反発されます。
でもいいんです。
嫌われてもいいや!という気持ちでとにかく正しいことを毅然とした態度で叩き込みます。
でも、ほんの少しでもきちんとした態度で授業に参加できた瞬間があれば、絶対に見逃さず、
褒めまくります。
これも大事。
あと欠かせないのは、休み時間にボス猿と一緒に走り回って遊ぶこと。
これを繰り返していくと、ボス猿を手なずけることができます。
なんせ彼らは担任に毎日叱られ、睨まれ続けているのですっかり卑屈になったり心が折れ曲がったりしています。
それを少しずつほぐしてあげることが必要です。
また、低学年の問題児の多くは、学習に遅れがあります。
授業がわからない。ついていけない。だから座っているのが苦痛。騒いじゃおう。
という流れなんですね。
いくら静かに座らせたところで、学習がちんぷんかんぷんだったらボス猿だって可哀想です。
そこは十分フォローしてあげなくてはいけません。
担任の発問をかみ砕いて教えてあげたり、課題には一緒に取り組んだり。
それで挙手させて授業中活躍させてあげれば、担任からも久しぶりに褒められるし、子どもも自信がもてます。
このクラスは、学習に遅れがある子が非常に多かったです。
まあ、最近このクラスに限らず、毎年一年生は大変だそうですけどね。。。
そんな感じで、私の今回の仕事は始まりました。
次回は担任側の問題点について話したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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