非常勤講師の活動報告書⑧ ~一年生の学級崩壊クラス 良い変化と心残り 

非常勤講師

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こんにちは、みやです。

一年生の学級崩壊クラスに講師として配属され、様々な取り組みをしてきました。

今回はこの仕事の最後の報告書となります。

偉そうなことを話してきましたが、毎日結構キツイ思いをして学校に通っていました。

前にも話しましたが、非常勤講師って、既にいる担任のやり方にギチギチに固められたクラスに突然飛び込んでいくわけなんで、自分で色々思うとこがあっても口出ししづらい時が多いです。

人のテリトリーの中で傍若無人にふるまってはいけないので、空気をよみまくって働きます。

しかし、短期間で成果をださなければならない・・・。そのジレンマでストレスが溜まりました(涙)

でも、嬉しい変化がみられるようになったんです。

子どもが落ち着いてきた

授業中、常にざわざわしていたのが、静かになりました。

前は、廊下に出て教室から遠く離れた場所にいても、うるさい子どもの声がきこえていたのですが、

今は廊下にいると子どもがいるかどうかわからないくらい静まり返っています。

ヤンチャ男子たちも、授業中はとりあえず席に座って黙っていられるようになりました。

 

ボス猿がボスじゃなくなった

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ボス猿(一番落ち着きのない男子)が授業中に悪ふざけをして、それをみてみんなが笑う。ボス猿中止にクラスがまわっている、という状況ではなくなりました。

ボス猿を徹底的に矯正しつつ、この人は皆の学習の機会を奪う、悪い言動をとる人物だという風に周りの子に伝え続けました。もちろん、逆にこの子が仲間外れにされてしまうようなことがないように配慮しつつですが。

次第に、悪ふざけの回数が減るとともに、この子に便乗して騒ぐ子どももいなくなりました。

また、この子がおかしな言動をとった時に、注意できる子どもが増えたのもうれしい変化でした。

 

担任の笑顔が増えた

当初、怒り顔ばかりだった担任の表情がものすごく柔らかくなりました。

もともとは、優しくてきめ細やかな指導ができる先生ですからね。

担任が子どもを褒める回数も格段に増え、子ども達も褒められるととても嬉しそうでした。

教室の雰囲気が明るくなりました。

 

逆に、これだけは改善させることができなかったという心残りがあります。

担任の授業のテンポが遅い

前の記事でも書きましたが、手を挙げた人全員を指すといった無駄な時間を減らすことがあまりできませんでした。

これは、私がこの担任よりずっと経験不足だということもあり、意見がしづからかったんです・・・

一年生ですし、もっとパッパッとはぎれよく授業をしてくれたらいいいのに。と思いました。

子どもがせっかく静かに座っていても、担任の授業が退屈だと、ただの苦行ですから。

子どもたちが気の毒に思えてきてしまいました。

もちろん、毎時間ダラダラなわけではないんですけどね。

と、そんな感じで私の初めての学級運営改善の仕事は終了しました。

最後には子どもたちのことがとても可愛く思えて、お別れが少し寂しかったです。

今頃あの子たちはどうしているかな?と、たまに思い出しています。

 

読んでいただきありがとうございました。

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