元教師が教える、好感度が上がる連絡帳の書き方。

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こんにちは、みやです。

前回の記事で、連絡帳の書き方次第で担任が抱く保護者&子どものイメージが大きく変わるという話をしました。

元教師が語る、親の連絡帳の書き方ひとつで子どもの印象も変わるという話。

では、具体的にどのように書いたら、好感度が上がるのでしょうか?

好感度が上がる連絡帳の書き方

では、一つひとつ解説していきます。基本的には、「目の前に先生がいると思って書く」ことが大切です。

丁寧な言葉を使う

社会人として当たり前のことなのですが、この当たり前のことができない保護者がいるんですよね・・・。

担任がいくら自分より年下でも、きちんと敬語を使用しましょう。

とはいっても、あまりくどすぎると担任も返事を書くときに気を遣うので、

普通に「です、ます」を使ったり、「昨日のプリントもらえますか?」じゃなくて「昨日のプリントをいただけますか?」くらいの基本的な敬語を使いましょうね。

文の最初で挨拶をする

これ、本当に大切です。一番大切かも。

上にも書きましたが、実際に面と向かって担任と会話していると思って書きましょう。

 

担任に会ったら、まず、「おはようございます。」「いつもお世話になっております」などの、挨拶をしませんか?しますよね?

顔を合わせた途端いきなり「昨日の夜熱がでて~」なんて話し始めませんよね?

何なら、ママ友と話す時だって最初に「おはよー。」くらいは言いますよね?

連絡帳でも同じ感覚であいさつをしてください。

そして、挨拶がないのは失礼だということに気付いてください。

保護者の方々、ビジネスメールだって必ず挨拶文を書いているはずです。

担任にだけ挨拶文書かなくていいなんて、おかしいですからね。

 

文頭に、

「おはようございます。」

「いつもお世話になっております。」

など、書きましょう。※これは電話でも言えることです。

 

文の最後にも挨拶をする

文末にも

「よろしくお願いいたします。」

「お忙しい中申し訳ないですがよろしくお願いします。」

「お手数おかけしますがよろしくお願い致します。」

といった挨拶を書きましょう。

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必要な情報を簡潔に書く

連絡帳は朝、めちゃくちゃ忙しい時間に読みます。(遅刻、早退の連絡もありますので必ず朝です)

朝、全校朝会があったり、集会があったりする日は教室に帰るともう一時間目が始まる時間になっていたりするので、猛スピードで全員分の連絡帳をチェックします。

大事な保護者からのメッセージがあるのに提出を忘れる子がいるので、毎日全員の連絡帳を提出させる担任は多いですからね。

とにかく時間がない中で読むので、ダラダラとまとまりのない文章だったりすると困ってしまいます。

欠席、遅刻、早退の連絡は、「理由」と「こうしたい」を明確に、簡潔に書きましょう。

 

「いつもお世話になっております。昨夜から熱が37.5度あり、咳も出るので本日は欠席いたします。よろしくお願いいたします。」

 

これくらい簡潔で構いません。文頭、文末の挨拶さえしっかりしておけば、あとはシンプルでいいんです。

 

返事を急かさない

欠席、遅刻、早退の連絡の場合は、返信するほうも、

 

「ご連絡ありがとうございます。無理をせず、ゆっくり休んでください。お大事に!」

 

くらいでいいので、あまり負担にはならないのですが、

連絡帳で心配事や悩み相談などの長文を受け取ることがあります。

そういうのを見ると、朝から担任は、

 

「あー、返事書かなきゃ、返事書かなきゃ、返事書かなきゃ、どう書こう、いつ書こう・・・あーーー・・・・」

 

と、程度の差はあれど、焦りながら過ごすことになります。

大体、給食の時間を削って書くことになるんですけどね。

あまりにも余裕がない時には、

 

「本日の放課後、〇時頃、お電話させていただきます」

 

と書いて逃げちゃいますけどね(汗)

 

ですから、何が何でも本日中に返事が欲しい!!という内容ではない場合、

 

「お忙しいでしょうから、お返事はいつでも構いません。」

 

といった一言があれば、めちゃくちゃ助かります。

あー、ちゃんとそういった配慮ができる保護者なのね!と、好感度アップします。

 

とはいっても、いじめなどの深刻な悩みの場合は、それでもなんとかその日のうちに電話なりなんなり、保護者と連絡を取り合ってくれると思いますよ。

 

 

いかがだったでしょうか。

しつこいようですが、「目の前に先生がいる」と思って書いてみてください。

自然に丁寧な文章になるはずです。

 

読んでくれてありがとうございました。

 

連絡帳、こういう書き方してると担任に嫌われるぞ!

 

 

 

 

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