元教師が暴露する、クラス替えの方法① 時期は?毎年する理由は?

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こんにちは、みやです。

今回から数回に渡って、クラス替えについての記事を書きたいと思います。

保護者の方にとっては不明瞭なクラス替え。

どうしてあの子と別れたの!?

どうしてあの子と一緒なの!?

から始まり、

なんで高橋が4人もいるの!?

といった、さまざまなケースに疑問を抱いたことがある方もいらっしゃるのでは?

私は小学校の教諭でしたが、中学校教諭の友達も沢山おります。

基本的には中学校でも同じような決め方をしていると思ってくださいね。

 

クラス編成をする時期

クラス替え(クラス編成)は、その学年が終わる結構ギリギリに行われます。

時期でいうと2月~3月です。

この時点では4月以降の担任は決まっていませんので、今現在の担任がクラス替えをします。

クラス替えを毎年する学校が増えている

昔は、2年ごとにクラス替えをする学校が多かったのですが、最近では毎年クラス替えをする学校が増えています。

なんだかあわただしいな、と思う方もいるかもしれませんが、これには理由があります。

理由その① 色んな先生と接する

特に小学校は、学級の雰囲気が担任によってがらっと変わります。

担任一人ひとり、色んなカラーがあり、良くも悪くもその色に我が子はあっという間に染められるのです。

色んな大人がいて、色んなやり方があるんです。それに毎年毎年順応していくことで、様々な価値観を身に付けることが重要視されています。

まあ、保護者目線でいうと、力のない先生の居心地悪いクラスに2年間もいてごらんなさいよ。

子どもたち、伸び悩んでしまいます。一年でリセットできるなんていいじゃないですか!

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理由その② 友達関係をリセットする

毎年クラス替の時期がくると子どもたちは、「〇〇ちゃんと離れたくない!」と騒ぎますよね。

親としても子どもが仲良しの友達と離れてしまうのは辛いものです。

私自身、娘が引っ込み思案で大人しいタイプなので、クラス替えしてしまうのが本当に心配・・・

でも、クラス替えをすることで、強制的に見知らぬ友達と新たな関係を築かなければならなくなります。

特に、公立の学校だと様々な家庭環境で育った様々な価値観をもった、色んなキャラの友達が沢山います。

その荒波にもまれ、また自分の心許せる友達を自分の手で探していくことで、子どもが成長できるのです。

特に女の子は、特定の友達だけとしか遊ばなくなりますし、クラス替えがあるのは仕方ないですね。

4月に入ってからクラス変更もある!?

上で、2~3月にクラス替えをすると書きましたが、4月に入ってもまだ少し変更がある場合もあるんです。

4月になると、新しい担任の先生が決まります。

自分の担任のクラスのメンバーをみて、

 

「うわ、この子と私相性悪いのよね!」

「この子の兄ちゃん担任したことあるけど、その時親とトラブったんだよなー」

「さとうゆうき、さとうゆうま、さとうゆうと・・・おい、紛らわしすぎるぞ!」

「この暴れん坊は、私じゃなくて男性が担任の方がいいのでは?」

「この気難しい女子は、僕じゃなくて女性が担任の方がいいのでは?」

 

といった不満、心配があった時、他のクラスの先生に相談して似たような能力の子どもとチェンジしてもらうことがあります。

これ、結構の件数ある気がします。

 

「うわ、暴れん坊の〇〇君がいる! △△先生のクラスに移していいですか?」

「いいよー。じゃあ代わりに◆◆君あげるー!」

 

といったような、保護者には絶対聞かせられないようなやりとりがあるんです。

そんなやりとりは、クラス名簿が完成した時点で終了となります。

 

次回は、クラス替えの流れについてお話します。

 

読んでくれてありがとうございました。

元教師が暴露する、クラス替えの方法② こんなに大勢で決めている!

元教師が暴露する、クラス替えの方法③ 分け方、基準を徹底解説!

あの子と別のクラスにしてって頼んでいいの?

 

 

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