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どうも、みやです。
今日は、自分が保護者になってみて、びっくりしたことの一つ。
保護者は、学級通信を結構待ちわびている!!!
ということについて話そうと思います。
学校からくる手紙には実に様々なものがありますが、中でもよく知られているのが、
学年だより(学年通信)
と、
学級だより(学級通信)
です。
学年だよりとは、学年の全クラス共通で配られるお手紙です。これは毎月配られ、その月の学習内容や毎日の予定、集金のお知らせや、図工や生活科で準備してほしいものなど、とても重要なことが書かれています。
これ、ほとんどの学年が、毎月先生たち交代で書いています。
例えば、3クラスある学年なら、
4月号は1組の担任、5月号は2組の担任、6月号は3組の担任、7月号は1組の担任・・・
といった具合です。ですから、クラス数が多いほど、先生の負担は軽くなるんですね。
私が最初に勤めていた学校は各学年2クラスしかなかったので、けっこうしんどかったです。
そしてそして、今回のテーマ、
学級通信について。
こちら、その担任の先生のクラスだけのお便りでして、クラスであったことの報告や、保護者にちょっとしたお願い(ハンカチを忘れている子が多いので声かけをお願いします、等)をするようなお手紙になっています。
この学級通信、別に出さなきゃいけない決まりはないんですよね。
担任一人ひとりの考え方によって、めちゃくちゃ頻繁に配られるクラスもあれば、一年間一度も配られないクラスがあります。
私、個人的に学級通信なんてぜーーーーんぜん必要ないと思っていたんですよ。
一年目のペーペーの時に数回出しただけです。
あとは全く出していません。
同じ学年の先生で必死に出している人にたまたま当たらなかっただけなのか、
それで私が浮くということも幸いなかったんですよね。
でも、保護者になってみて、周りのママたちが
「3組の先生って、毎週学級通信出してるらしいよ!すごいよね!!」
「なんでうちのクラスはないわけ?信じられない!」
「学級通信がないと学校で何してるか全然わかんないよねー」
「〇〇先生、またミスしてたらしいよー。まあ学級通信も出さないくらいだしね、あの先生」
などと、学級通信学級通信と、連呼しているのにびっくりしました。
「そうよねぇ」
と適当に相槌をうちつつ、心の中でわたしは、
「学級通信なんて、そんなもんどーでもいーよ!!!」
といつも思っています。
学級通信めちゃくちゃまめに出してる先生が、なんでいい先生なんでしょうね?
そりゃ、家庭と情報を共有し、共に手を取り合って子どもを教育していく。という目的でやってるんでしょうね。
単純に、保護者に好かれたいから、やってる先生もいるでしょう。
でもさ、その時間、もっとましなことに使えないの!?
と、元教師みや的には思うわけです。
先生が毎日多忙だっていうのは、最近ネットやニュースでも度々話題になりますよね。
あれ、間違っていなくて、本当に毎日忙しいんですよ。
そんな忙しい中で、仕事に優先順位をつけて頑張っているわけです。
残業代、一円も出ないのに夜10時まで働いてたりするわけですよ。
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そんな忙しい中、学級通信を書く時間があるって、どういうことなんじゃ!!?
わたしには皆目わかりません。
そんなことやる暇あんなら
もっと教材研究しろや!!!
そしてもっと良い授業しろや!!!
休み時間子どもと遊んでやれや!!!
お前暇だな!!!
ワイの校務分掌くれてやるわ!!
※校務分掌とは、学校全体で分担してる仕事。仕事できる先生ほど役割多い。
と思うわけです。
実際、私が同じ学年で一緒に組んできた先生方をみても、
子どもに慕われ、保護者に慕われ、めちゃくちゃ授業がうまい先生で、必死に頻繁に学級通信出してる人なんて一人いませんでした。
まあ、わたしも何百人という先生と組んできたわけではないので、中には力のある先生で学級通信も出している方がいるとは思いますが、私は出会わなかった。
保護者の皆さんに、
頻繁に出される学級通信に騙されんな!
って言いたいんですよ。
その先生は、仕事の優先順位を間違えちゃってる、ピントのずれた先生かもしれません。
その先生は、学校内で他の仕事をあまり任されていない、他の教師からの信頼のない先生かもしれません。
その先生の授業は、めっちゃつまらないかもしれません。
とにかく、普通にきちんと授業準備したり、子どもといる時間を優先していたりするならば、頻繁に学級通信出すなんて不可能な気がするんですよね。
そして、全く学級通信がこないからって、がっかりしないでください。
その先生は、わかりやすい授業をするために寸暇を惜しんで教材研究しているのかもしれません。
その先生は、仕事ができるあまり、学校内で色々な役割を与えられ、多忙なのかもしれません。
その先生は、子どもと遊び、子どもと掃除し、子どもと会話する時間をなにより優先しているのかもしれません。
学級通信がこなくても、あなたのお子さんが先生大好き!というなら、安心していいんです。
ふー、言いたいことが言えてすっきりしました。
こんなこと書くと、学級通信が頻繁にくるクラスの保護者の方が不安になってしまうかもしれないですね(笑)
いや、まあまあ仕事できるのに学級通信を頻繁に出している先生なら2人、会ったことがあります。
一人は定年間際のおばちゃん先生。子どもも巣立ち、家に帰ってもやることがないから学校で働く時間が生きがいだといっていました。朝早くから夜遅くまで生き生きと働きます。休みの日にも学校に来ます。家にいてもつまらないそう。夏休みには、授業に役立つような場所に旅行に行きます。例えば、スーホの白い馬に出てくる馬頭琴を入手しに、モンゴルにいったりとか・・・
もう一人は、妻との関係がうまくいっていなくて、家に帰るのが怖いという男の先生。
家に帰っても怒られるし、不機嫌な顔をされるからと、いつも一番最後まで残って仕事をしていました。
こういう時間がめちゃくちゃある先生は、教材研究など充分しつつ、学級通信を頻繁に出すことができます。
また、出会ったことはないですが、仕事が滅茶苦茶早くて、頭が誰よりも冴えて、スーパーマンみたいな先生がいれば、頻繁に出せるかもしれないですね。
ですから学級通信が頻繁に来るからといってがっかりしないでくださいね(笑)
そして、学級通信が来ても来なくても、学校で何があったのかは、お子さん自身の口からきくのが一番なのは言うまでもありませんね!
読んでいただき、ありがとうございました。
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