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こんにちは、みやです。
長い長いGWが終わり、子どもの通学が再開したので、ホッと一息ついています。
さて。今日は小学校の英語教育について考えたいと思います。
私が小学校関係の仕事をしていると知ると必ずと言っていいほどママ友から聞かれる質問。
「英会話教室、習わせたほうがいいかな?」
「最近は英語の授業があるんでしょ? うちの子全然できない! やばいよね?」
と、英語関連の心配をしている人の多いこと多いこと。
結論から言うと、小学校で習う英語の授業に備えて英会話を習わせる必要は全くない!!!です。
小学校の英語って、現段階では「英語に親しむ」ことを重視しています。ですから、中学校での英語をイメージしなくて大丈夫です。
- 基本的な単語をフラッシュカードでひたすら繰り返し練習して覚える。
- それをもとに、英語の先生やクラスメイトと簡単な会話のやりとりをする。
- 英語の歌を歌いながら踊る。
とか、それくらいです。
ほんとに。
まあ、学校によってはめちゃくちゃ英語に力を入れている所もあるかもしれないですけど、滅多にない。
普通はこのレベルです。
私が勤めていた東京のある区なんか、指導課の偉い人たちが
「授業中、絶対日本語は使うな」
「子どもに知識を詰め込むな」
「単語を黒板に書くな」
とかいってきたんで、
とにかくひたすらフラッシュカードのイラストをみて(天気とか野菜とか)発音さえて、
A君「ほわっとべじたぶるどぅーゆーらいく?」
B君「あいらいくとめいと」
B君「ほわっとべじたぶるどぅーゆーらいく?」
A君「あいらいくうぉーたーめろん」
みたいな、かんたんな会話させて終わりでしたね。
しかも、その会話も5割くらい子どもたち口もごもごっと誤魔化してます。
でも別にそれでおっけー。
ほんっとに、保護者の方が恐れるような内容ではないですし、英会話教室で予習させなきゃならないようなもんは全くないんですよ。
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新米教師の時は、こんな英語に時間を割くくらいなら、国語や算数にもっと時間を割きたい!!!!
と、めちゃくちゃ思ってました。いや、今もちょっと思ってる(笑)
でも、最近の子たち、中学校に行って外国の英語講師に直面した時、
あまり動揺しないんですって!
これは、小学校の英語教育の一つの成果だと思います。
私の時なんて、中学校で初めて英語が始まって、しかも外国人の講師の方が授業中現れたもんだから、
めちゃくちゃ緊張して動揺しましたもん。
英語で話しかけられたら焦りまくった記憶しかない・・・
ですから、小学校の英語講師は是非日本人以外の方に担当していただきたいものですねー。
私は6年間同じ区に勤めたことがありますが、その6年の間に、
イギリス人、オーストラリア人、アメリカ人と、3人の講師がいらっしゃいました。2年ごとに変わったのかな、確か。
見た目も3人とも全然違ったし、発音も違ったけど、子どもたちはすぐ懐いていました。
そういう異文化コミュニケーションを図るにはもってこいですね、英語学習。
英語が身につくかは別として。
でも、英会話教室が全く無意味かというとそんなこともないです。
例えば、発音。
同じ「まいねーむいず〇〇」という言葉だって、英会話教室に通っている子は、通っているって言わなくてもすぐわかるくらい目立って発音がいいです。
これ、幼いうちから英語を習っている子の特権ですよね。
あとは、週に1時間(今後は2時間になる学年もある)の英語の授業を、自信たっぷり、楽しく受けられるというのも良いですね。
ですから、私の考えとしては、
学校の英語のために、英語教室に通う必要はない。
でも、発音上達などのプラスアルファの為に通わすならいいと思う。
ですね。
ちなみに、私がみてきたどの子どもたちも、英語の授業は大好きでしたよ。
英会話教室にいっていないからといって困っている子もみたことありません。
心配しなくて大丈夫ですからね!!
読んでいただきありがとうございました。
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