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こんにちは、みやです。
前回の記事から随分と時間が経ってしまいました。
コロナウイルスによる休校で子ども達をリビングで時間をつぶす日々・・・
6月になり学校が始まり、一か月たってようやくこうして記事を書く精神的余裕が復活しました。
今回の休校期間に、見えないウイルスへ恐怖心を抱きながら、子どもにとって何が大切なのかっていうことに改めて気付かされた気がします。習い事も減らしたし。
とにかく健康でいてくれることが一番ですね。
さて、今日は、子どものランドセルが重すぎるという問題について話したいと思います。
目次
最近の子のランドセルが重い理由
うちの息子はこの春から1年生になりました。入学式は6月になってしまったけど、無事学校生活をスタートできました。
授業が本格的に始まってからというもの、ランドセルの重さに本人も私もうんざりしていました。
マスクして暑い中長距離歩かないといけない。しかも背中にめちゃくちゃ重い荷物を背負っている。
ほんと、修行ですよ。
これが真夏になったら熱中症まったなしですね。
で、親になって子どものランドセルをもって思ったんですけど、やっぱり昔より重いんですよ。
昭和生まれの私が背負っていたランドセルはもっと軽かった。
ランドセル自体は軽量化が進んでいるんですけど、そんなの意味ないくらい中身が重い。
なぜか。
教科書のサイズがでかい。
なんですかね。昭和時代の詰め込み教育の時に比べると、教科書が丁寧すぎるんですよ。
1年生の算数の教科書なんかみると、ズドーンと見開きで写真やイラストが描いてあって、文字も大きくて、まるで絵本なんです。
そこまで子どもに気を遣う必要ないだろ!と思ってしまう。
カラフルすぎてかえって大事なとこがどこか見えなくなってる感じ。
と、個人的な意見を申しましたが、とにかく教科書のサイズ自体が大きくなっています。
また、ページ数も増えています。授業時数も増えていますから、その影響でしょうね。
ノートの数が多い。
例えば国語でいうと、教科書の内容について書く国語ノート、漢字を書く漢字ノート、作文を書く作文ノート。と、基本的に3冊ものノートがあります。
算数も、教科書の内容について書く算数ノートとは別に、計算ドリルを解くドリル用ノートがあり、最低2冊。
てな具合で、ノートの数が多いんですよね。
国語と算数はほぼ毎日ありますから、その全てをもっていくだけでも結構重い。
防犯ブザー、お箸、歯ブラシ等入っている
昔と違うのは、ランドセルの外側に防犯ブザーを付けなければならいこと。これ、入学式で防犯ブザーが配られ、それを必ずつけるように言われる学校が多いと思いますので避けられません。
最近は給食用のお箸持参で登校する決まりの学校も多いです。
歯ブラシ&コップも毎日持参させる学校がほとんどです。
今まで働いてきた小学校、どこもこれらのグッズを持ってこさせていました。
一つひとつは軽いけど、それらが積もり積もって重くなります。
水筒が入っている
最近は水筒持参の小学生が多いです。夏場なんて、1リットル以上の水筒抱えている子も珍しくありません。
そりゃ重くなるよな、と思いますね。
特に今年はコロナウイルスの影響で、学校の水道の蛇口に口を近付けるより、水筒で水分補給させる方が望ましいですもんね。
ということで、
昔だって重かったけど文句言わず通っていたのよ!!
と子どもを説得してはいけません(そんな人いないか・・)
昔より今のランドセルの方が重いんです!
置き勉させよう!
結論から言うと、私が先生に相談しまして、息子の学年は置き勉させてもらことになりました。
重くて辛い。しかも持ち帰ってきても家で教科書一回も使わずまた持っていく・・・意味わからない。
成長期の子どもたちの身体への悪影響も心配ですよね。
遠慮なく学校側に相談しましょう!
文科省も置き勉を推奨している
そもそも、2018年に、文科省だって置き勉は認めているんです。
児童や地域の実態に応じてランドセルの重量を減らすよう工夫してくださいよ。っていうような通知を、全国の教育委員会に出しているんですよ。
「置き勉」という響きが、なんだかだらしないような、勉強嫌いのような、少しマイナスイメージがある方もいるかもしれないですが、堂々と主張していいんです!
先生に相談してみよう
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さて、早速学校側にこちらの意見を伝えましょう!
まずは、担任の先生に伝えます。
担任があまりにも常識がなさそうなら、副校長(教頭)あたりでもいいです
私のケースをそのまま紹介しますね。
「息子が、ランドセルが重いと言っています。学区の端っこの家ですし、マスクもしていて暑いですし、辛そうです。宿題が出ていない科目の教科書は学校置きにしてもらうことはできませんか?」
先生「今のところ、同じ学年の先生から、そういった話は出ていません。」
「道徳なんかは学校置きにしている学校がほとんどですよね?」
先生「そうですね・・・」
「他の学年の子は置き勉しているようですがこの学年はしない方針なんですか。」
先生「学年によりますね。今のところ、うちの学年は、持ち帰る習慣を身に付けさせたいので、置き勉はさせていません」
「全部まとめて持ち帰らないと、持ち帰る習慣は身に付かないものなんですか?」
先生「えーと、まだ学校が始まったばかりで、帰りの会もバタバタしていて・・・」
「そうですよね。先生もお忙しいのにこんな細かい意見言ってすみません!重いけど仕方ないですね。頑張らせます!」
先生「いえいえ、学年の他の先生と相談してみます。」
「ありがとうございます。」
てな感じで話しました。
その日のうちに担任から電話をいただきまして、あと2週間くらいしてみんなが学校に慣れたら少しずつ置き勉させます。
とのことでした。
対応が早く、とても助かりました!
現在はというと、音楽、道徳、図工の教科書は学校に置いています。生活科もたまに置いてくるかな。
交渉を成功させるコツ
実は、私は自分が先生と同業者だということを先生に伝えていたのもあって、要望が通りやすかったのでは、と思います。
しかし、ポイントを押さえればかなり高確率で置き勉を認めてもらえると思います。
子どもの現状を詳しく伝える
ただ単に、持ち帰るのがだるいからー。てな理由じゃ先生だって認めてくれません。
子どもが重くて登下校が辛いと言っている。
子どもの肩が痛むようだ。
子どもの背中が痛むようだ。
荷物が重くて歩くの遅くなり、熱中症が心配だ。
帰宅後しばらく起き上がれない。
など、具体的に困っている子どもの様子を伝えましょう。
先生はハッとするかも。
私も低学年の担任をしていましたが、実際に子育てをした経験がなかったので、子どもたちのランドセルが重いこと自体に気付いていませんでしたから・・・。
全てを持ち帰らせる理由についてきく。
そもそも、宿題にもなっていない教科書をいちいち毎日持ち帰らせたって意味ないですよね?
週に一度しかない道徳や、英語なんかは学校置きにした方が忘れ物も減るし教師だって助かるんですよ。
だから、嫌みのない言い方で、
宿題になっていない教科の教科書を持ち帰る理由は何ですか?
と聞いてみていいです。
他学年を引き合いにだす。
同じ学校でも、学年によって方針が違い、早々と置き勉を認めている学年がある場合があります。
その場合は、
「〇年生は置き勉しているようですが、この学年ではいけないんですか?」
ときいてみてください。
同じ学校の先生が置き勉を容認しているわけですから、置き勉派を否定しづらくなるはず。
結論を急がせない。
何が何でも今すぐ置き勉認めろ!
てな勢いでいくのはやめましょう。
我が子が苦しんでいる様子をみると今すぐにでも解決してあげたくなるのですが、そこは我慢。
うちの息子の担任も言っていた通り、学年、もしくは学校で統一しなければならないものなんです。
「隣のクラスは置き勉していいのに、どうしてうちのクラスはダメなのよ! 担任がダメなやつなんだわ! キー!!!」
となる保護者もいますからね。というか、そういう保護者が多い。
担任一人で判断できる問題ではないのです。
ですから、
「今すぐにとは言いませんが、少しでもランドセルが軽くなってくれると助かります!」
位な感じで、一旦引き下がることも大切です。
普通の感覚をもった教師でしたら、現状のまま放置するってことはまずありえません。
とにかく、上で話したように、文科省は教育委員会に、辛そうなら荷物を減らしてあげてねって通知を出しているんです。
躊躇せず、まずは相談してみてくださいね!!
読んでいただきありがとうございました。
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