元教師が教える、朝子どもが学校に行きたくないと言う時のベスト対応。

雑記

スポンサーリンク

こんにちは、みやです。

お子さんが、朝学校に行きたくないといった時、どのように答えていますか?

今日は理想的な声かけについて考えていきたいと思います。

 

行きたくない理由の深刻度を探る

行きたくない理由が何かによって、親の対処法は変わってきます。

 

  • 一日中勉強するのが嫌だ、面倒。
  • 嫌いな体育があるから。
  • 家の方が楽しいから。
  • お母さんと離れたくないから。

 

といった理由は、深刻ではありません。

大人だって仕事嫌だなー、くらいのこと普通に口に出しますよね。

それと同じだと思っていいでしょう。

 

しかし、

 

  • 先生が怖すぎていくのが憂鬱
  • 好き嫌いが多く、残すと怒られるので給食が恐怖
  • 友達にいじめられている
  • 友達がいなくて寂しい思いをしている。

 

といった、割と深刻な悩みがある場合は、その悩みを聞き出して解決してあげたいですね。

具体的には、担任や管理職の先生、スクールカウンセラーなどに相談する必要があります。

明らかに学校側に問題がある場合は、こちらの記事を参考にして、学校に意見を出すのも良いでしょう。

元教師が教える、学校への上手な苦情の伝え方。

 

深刻度のはかりかた

朝はあまり時間がないでしょうし、バタバタしているうちに登校を嫌がる子どもを家から出さなければならない時間がきてしまいます。

「学校に行きたくない」

だなんて言われると、親としては不登校になるんじゃないかとドキっとしてしまいますね。

行きたくない理由が何かは、子どもの帰宅後にじっくり聞きだしましょう。

帰ってくると元気になっている

行きたくない理由が大した事ではなく、全く深刻ではない場合、帰宅すると朝の態度と正反対に元気いっぱいであることが多いです。

大人が月曜に

「あーあ、今日からまた仕事かー嫌だなー」

とつぶやくのと同じだろうと解釈して構わないと思います

 

帰宅後もテンションがイマイチ

帰宅後もなんとなくボーッと考え事をしていたり、あまり笑わなかったり、会話しようとしても続かなかったり、といつもと違う様子であれば、深刻な理由で学校に行きたがらなくなっている状態かもしれません。

この場合、うまく悩みの理由を聞き出しましょう。

「なんか元気ないね。」

「なんか悩んでそうな顔してるね」

「朝学校に行きたがってなかったよね。今もなんだかつらそうだね」

と、子どもの気持ちに寄り添うような声かけをすると子どもも話しやすくなるでしょう。

スポンサーリンク

 

行きたくないと言われた時の声のかけ方

では、実際、朝に「学校に行きたくない」と言われたらどう対応すればよいのでしょう?

理由が深刻でない場合

大した理由がない場合は、大人が「あーあ、仕事面倒ー」と思うアレと似ています。

ただ、自分がそうつぶやいた時に、

 

「そんなこと言わない! 早くいってらっしゃい!」

「まだ月曜じゃないの。疲れてないでしょ!」

「まあそういわず、頑張って!」

 

などと言われたいですか?

むしろイラッとしません?

更に行きたくなくなりますよ。

正しい声かけとしては、

 

「わかるわ。土日の方が楽しいもんね。行きたくもなくなるよね。なんかおいしいおやつ用意しとくわ。」

「お母さんも小学生の頃、毎朝憂鬱だったわー。家は快適だもんね。〇〇ちゃん、毎日頑張ってるよ。」

「そうね、毎日勉強大変だね。頑張ってて偉いわ。今日の夕飯何食べたい?」

 

などが良いでしょう。

  • とりあえず、共感してあげること。
  • 頑張りを認めてあげること。
  • 気分転換できる話題をふること。

が大切です。

心の中では

「甘ったれてるんじゃない! 私が子どもの時なんて土曜日まで学校だったんだぞ!!! 早く行け!!」

と思っていても、そこはぐっとこらえてくださいね。

「そんなこと言わずにがんばれ!」系の声かけをすると、子どもはいつまでも「嫌だ嫌だ」と繰り返しますが、

共感してあげると、割とすんなり諦めて学校に行きます。

これほんとです!!

ぜひ試してみてくださいね。

しかし、この方法でもやはり登校渋りがある場合は、深刻な理由が隠されている可能性があります。

担任と連携をとって理由をさぐりましょう。

連絡帳かお手紙で

「最近、朝になると学校に行きたくないと言います。学校で変わった様子はありませんか?」

などときいてみるのも良いですね。

 

読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました