こんにちは、みやです。
前回の記事から大分時間がたってしまいました。
冬休みが終わり、やっと記事を書ける時間ができました。。。
前回は、
元教師がダラダラ考える。特別支援学級をすすめられても普通学級に行かせるのはありなのか?
という記事を書きました。
そこで、特別支援学級をすすめられるようなお子さんが、普通学級を選択するケースは珍しくないというようなことを書いたのですが、
実際、そういうケースでは、普通学級内で色々と問題が起こることがあります。
以前、ママ友からこんな相談をされました。
「うちの娘、隣の席の子が手がかかる子になっちゃって、授業中その子の面倒をみていて大変みたいなんだよね・・・」
はい。とてもよくあるケースですね。
席替えについての記事でも少し触れましたが、手のかかる児童の隣の席には、しっかりした児童を置きます。
担任は、常に、授業を円滑に進められるような座席を考えています。
手のかかる子がいると、もちろん担任自身もフォローしますが、隣の子にも頼ってしまうのは事実。
だって、手のかかる子は一人じゃないですからね。
特に低学年なんかだと、男子の半分以上が手のかかる子だったりします。
それでも、授業をスムーズに行わなければならない。
そこでしっかり者の子の手が借りたいんです。
さて、では、どんな子が「しっかり者」なのか、挙げてみます。
姿勢が良く、先生の話をよく聞いている。
学習の遅れがなく、理解が早い。
面倒見がよく、手際も良い。
身の回りの整理整頓ができ、忘れ物もしない。
こんな子がいたら、やっぱり頼ってしまいたくなるんですよ・・・
圧倒的に女子が多いですね、頼りになるのは。
男子は、しっかりしているようにみえても、隣にわちゃわちゃしたのが来るとつられて一緒に遊びだす児童が多い気がします。
で、冒頭で話したママ友の悩みに戻ります。
その人の娘さんは、「面倒をみるのが大変」と漏らしているわけです。
これ、担任としては耳が痛い・・・
こっちは、そういうしっかり女子に対して、申し訳ない!
と思いながら席を決めていますからね。
きっと、そういう女子たちは、こんなことで悩んでいるのでしょう。
授業中、隣が気になって集中できない!
二人ペアで行う学習の時、隣の子が理解が遅いから全然はかどらない。
みんな、自分の課題が終わったら読書してるのに、どうして私は隣の子の面倒みなきゃいけないの!
隣の子が整理整頓しないから、机周りが汚くていや!!(実際、靴下や使用済みマスク、上履きなど落としまくる子がいる)
これ以外にも、不満は沢山あるのでしょう。。。
実際、隣の子へのストレスから情緒不安定になってしまう女子を何回かみたことがあります。
まあ、そのクラスは学級崩壊していたので、手のかかる男子が羽根を伸ばしてしまっていて、余計に悲惨な状態だったというのもありますが。
そういった場合は、遠慮なく担任に相談してください!
早急に対応してくれるはずですから!
ほんと、ごめんなさいって感じです・・・
一度先生に相談したら、その後も席替えの度に配慮してくれる可能性大だと思います。
ただ、そういうしっかり者女子の中には、隣の子の面倒をみることをむしろ喜んで率先してやってくれる性格の子の方が多いんですよね。
親の前では、
「あーあ。〇〇君の隣だから勉強教えてあげないといけなくて大変なんだよねー」
なんて言っていても、心の中では、その状況を楽しんでいる場合が多くあると思います。
よくお子さんの気持ちを聞いてみて、やっぱり本当に心の底から嫌気がさしているのだということがわかれば、迷わず担任に知らせてくださいね!
読んでいただきありがとうございました。