こんにちは、みやです。
前回の記事では、玄関先の家庭訪問と言われたが本当に玄関でいいの?
という件について話しました。
元教師が教える。玄関先での家庭訪問って? 本当にリビングに上がらないの?
今回は、その他のこまごまとした点について、先生目線&保護者目線で考えていきたいと思います。
家庭訪問における理想の保護者
では、具体的に一つずつ解説します。
時間厳守に協力的
家庭訪問は、時間に追われています。
大体滞在時間10分から15分が多いですね。
それをオーバーすると次のご家庭に遅刻してしまうので、時間は守らないといけません。
しかし、子どものことで悩んでいる保護者の方はどうしても時間ぴったりに話を終えられません。
悩んでいる保護者の方を前に、
「じゃ、時間なんで!」
といって無理やり話を中断して出ていくことは教師側としても胸が痛くてできません。
どうしたらいいか。
正解は、
前もって相談があると伝えておき、順番を工夫してもらう。
テーブルに時計を置いておく。
の2つを実行することです。
例えば、連絡帳などで相談したいことがあると言われれば、その子の家は一番最後に回るとか、
その子の家の後、すぐ次の家を入れず、1コマあけよう。
とか、教師も工夫ができます。込み入った話があるときには、前もって連絡しておいてください。
次の家の約束時間が迫っているのに重要な相談事をもちかけるのはやめましょう。
また、話に夢中になると時間を忘れてしまいがち。教師は時間が気になってはいますが、堂々と時計をチェックするのは気まずい・・・
ということで、話が始まる前に、テーブルに置き時計を置き、
「時計置いておきますね。〇〇分までですよね。」と、確認してから話始めましょう。
自分も教師も時計をチェックしやすくなります。(私が教師だったときよく使っていた手です)
子どもは他の部屋へ!
できれば、話をしている最中は、子どもは別の部屋に移動させてほしいです。
例えば、
「うちの息子、学校ではどうですか?」
と聞かれて、子どもの目の前で、
その子の問題点をいくつも挙げたらどうでしょう?
子どもは私のことが嫌いになるかもしれません。それに、
「〇〇君は、慎重すぎるところがあるので、休み時間にお友達をうまく誘えず、一人で遊んでいます」
だとか、子どものプライドを傷つけるようなことを、子ども自身に聞かれたくないんです。
ですから、子どもがそこにいる場合は、
「〇〇君、うまくやっていますよ」
とか、当たり障りないことをいって内容の薄い会話で終わってしまうんですね。
できたら、訪問中は子どもは別室へお願いします。
お茶菓子は用意しなくて大丈夫!
この前の記事で、リビングに通してもらえると嬉しいといった話をしましたが、お茶菓子の用意は必要ありません。
麦茶はいただいたことありますけど、会話しながらお菓子食べている時間なんてないですし、
それこそ、うっかりどこかの家で食べちゃったら、
「〇〇君の家では食べたのに、うちのお菓子にはどうして手をつけなかったのかしら!!」
なんて言われたら困るんで、手を付けない教師ばかりだと思いますよ。
お気遣いなしでおっけーです!
以上、保護者の理想的なふるまいについてお話しました。
この中で一番助かるのは、「時計」ですね。
話をしながら腕時計とかスマホの時計チェックするのってめちゃくちゃ気まずいんで、目の前に置き時計おいてもらえると非常にありがたいです。
また、保護者の方から「あ、もう時間ですね!」と声かけしてもらえると最高です。
読んでいただいてありがとうございました。
元教師が教える。家庭訪問&個人面談。気まずい沈黙を避けるために!
元教師が教える。家庭訪問&個人面談、具体的に何を話したらいいの?