こんにちは、みやです。
家庭訪問、個人面談ネタが思いのほか長引いてしまいました(笑)
嫌なのに毎年ある行事ですからね。記事を参考にしていただき、少しでも役立てたらと思います。
今までの記事がこちら
元教師が教える。玄関先での家庭訪問って? 本当にリビングに上がらないの?
元教師が教える。家庭訪問&個人面談。気まずい沈黙を避けるために!
今回は、まとめとして、具体的にどんな話をしたらいいのかということについてまとめます。
保護者の方はもちろん、新米教師の方にも読んでいただきたいです!
目次
具体的に何を話せばいい?
前回の記事で、教師がノープランの場合がある。こっちから話題をふらないと沈黙する場合がある。という恐ろしい話をしました。
元教師が教える。家庭訪問&個人面談。気まずい沈黙を避けるために!
ですから、保護者側からいくつか話題を準備しておく必要があります。
では、先生との会話を有益なものにするために、どんな話題をふればいいのでしょうか?
ポイントは、前回の記事で述べたように「相互理解」と「情報の共有」です。
先生と保護者で力を合わせて子どもを育てていくわけですから、そのために役立つ情報を話すんです。
保護者から伝えたいことを話す
教師側が知らないような子どもの家での一面を話します。
放課後の過ごし方
放課後は誰と遊んでいるかという話は学校ではみえない友達関係の情報を得るのに役立ちます。また、外で遊んでいるのか、家でゲームをしているのかということや、どこに遊びにいくのかといったことなどを話します。
勉強のつまづきなど
学習面で困っていることがあれば伝えます。具体的な教科や単元名を伝えてもいいでしょう。また、宿題に非常に時間がかかり、困っている場合も相談して良いです。
私は昨年、娘は運動が苦手なので、放課後公園に連れていきたいと思っています。と伝え、学校でも外遊びに連れ出してください。とお願いしましたよ。
趣味や習い事について
打ち込んでいること、子どもが夢中になっていることがあったら伝えましょう。
ピアノ、スイミング、くもん、英語、空手、サッカー、お絵かきなど、なんでもいいんです。
学校での先生と我が子の会話の話題作りにもなりますし、子どもが何に一生懸命になっているかということを聞くのは担任としてもとても知りたいところです。
進路について
最近は中学受験をする子もめずらしくないです。中学年くらいから塾に通う子も結構います。
私が教師だった時、面談でよく保護者の方から言われたのが「中学受験をさせようと思っています」ということ。
だから、寝不足の日があるかもしれません。
宿題は家に帰る前にチャチャっと放課後や休み時間に終わらせたいって子どもがいってる。
6年の三学期はずっと欠席させます!
とか、色んな話を聞きましたよ。
家庭環境や親子関係
夫が単身赴任でいないので、寂しい思いをさせている。
下の子が生まれたばかりで、大変だ。
シングルマザーなので大変だ。
最近、私に反抗的な態度をとるようになった。
といったような相談をするのも良いでしょう。
身体的な不安
どんどん視力が落ちているけど、まだ眼鏡は作りたくないので、座席は前の方にしてください。
滲出性中耳炎で耳が聞こえづらいようなので、座席は前の方にしてください。
生理が始まったので、学校で友達にばれないか心配しているようです。
といった相談をするのも良いですね。
学校での様子を聞き出す
逆に、我が子は学校ではどんな様子なのか、聞きだしましょう。
授業中の様子
挙手はしているか。ふざけていないか。学習内容を理解しているか。など、気になることをどんどん聞きましょう。
友達関係
特に女子はトラブルが結構多いので、学校では誰と仲良しなのか。トラブルはないかなど聞きましょう。
休み時間の様子
休み時間は何をして過ごしているか。誰と過ごしているのか、聞きましょう。
給食の時間の様子
間食しているか。おかわりをしているか。当番の仕事を真面目にやっているか。きちんと席に座って大人しく食べているか。など、聞きたいことをどんどんきいてください。
先生自身の事を聞く
子どもの話題ばかりではなくて、先生のことも聞いちゃっていいですよ。
私は自分自身が同業ってこともあったので、結構先生のことも聞きだしちゃいました。
臨採なんですか?
何年目なんですか?
一人暮らしなんですか?
研修とか大変なんですか?
とか、色々と(笑)
で、子どもに「〇〇先生って、料理が得意らしいよー」とか教えてあげると喜んでいました(笑)
もちろん、子どもの情報交換が一番大事ですけど、先生と保護者だって人間ですもの。互いに共通項がみつかったらうれしくなったりしますよ。
こういう雑談だってあっていいと私は思います。
これらの中からいくつかピックアップして話題提供してみてください。
あっという間に面談の時間がおわると思います。
是非、面談して良かった!と思えるような時間にしてくださいね。
読んでいただきありがとうございました。