こんにちは、みやです。
今日は、子どもの学校での友達関係について話したいと思います。
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友達がいない娘
私の娘は小学校2年生なのですが、大人しい性格で、人見知りがひどくなかなか友達ができません。
家ではペラペラよくしゃべるのですが、学校に行くと大人しくしているようです。
でも、参観日に授業を見に行くと、手を挙げて発表はしていますし、よく笑っています。
係の仕事だって積極的にしているようです。
と、ママ友に話すと、
「全然心配いらないじゃない!」
なんていわれるのですが、親としては休み時間に一人で遊んでいると聞くと非常に心配でたまりません。
他の子たちは楽しそうにお喋りしながら校庭を駆け回っているというのに、我が子は一人ぽつんと鉄棒をしたり、縄跳びをしたりしているようなんですよ。
一人で居るのが好きなの?
娘と友達について何度か話したことがあります。娘は、友達が欲しいけれどもできないのか、それとも、もともと一人で居ることがすきなのか?親としては、そのどちらなのかが気になったのできいてみました。
すると、
「一人の方が楽」
だそうです。
うーん、、、、確かに、気が合わない友達と無理やり一緒にいたり、手下のように扱われたりすることを思うと、一人で居る方がずっと楽しく学校生活が送れるのかもしれません。
でも、一人の方が楽って、たった7歳の子どもが言うセリフとしてどうなのか・・・
それはそれで悩んでしまいます・・・
それに、たまに知り合いの子と遊ぶ機会があるのですが、その時にはとても楽しそうにしているんですよね。やっぱり本当は友達がほしいんじゃないか?と思ってしまいます。
中学年から更に友達が必要になる?
3年生になると、ギャングエイジと呼ばれる成長段階に突入します。子ども同士でグループになってつるむ時期ですね。
こうなってくると、特に女子は途中からそのグループの中に飛び込むのは難しくなってきます。
よく言われる、「女の子同士の面倒くさいイザコザ」が始まるんですね・・・
その時期に入る前に、友達とリラックスしてお話ができるようになってほしいと思うのですが。。。2年生の2学期も終わろうとしているのに、未だ休み時間は一人なようで、先が思いやられます。
教師目線で考えてみる。
で、あ、私学校の先生だったわ。と気付いて、自分のクラスの子たちがどんな感じだったかな、と思い返してみたんです。
2年生の担任をしたことは3回あるんです。
うちの娘のように孤独だった子を思い浮かべてみると・・・
え?いない?
そう、一人もいなかった。
もちろん、大人しい子はいました。休み時間にぽつんと席に座って絵を描いている子もいました。本を読んでいる子もいた。
でも、その子たちはそれがしたかっただけで、友達の輪に入れなくて悲しんでいる様子ではなかったんですよね。委縮していたわけでもない。
そして、休み時間に一人で遊んでいたあの子たちに、私が優しく声をかけてやった記憶もない・・・
娘の担任には、4月の時点で、「娘にどうにか友達が作れるよう、手助けをお願いします。」と相談していたのに、全然手を貸してくれなくて、若いくせに外遊びも全然してくれない先生で、失望していたんですけどね(笑)
そういや私も特別手助けはしなかったなあ。って気付きました。だって、あまり寂しそうに感じなかったんですよね。
授業中のグループ活動などではきちんと友達と接することができていたし。
だから、親はあまり心配しなくてもいいんじゃないかって気になってきました。
親が子どもにしてあげられること。
つい子どものことが心配で、悩んでしまうのですが、教師目線で色々考えて、親に出来ることを挙げてみました。
あまり根掘り葉掘り聞かない
「今日は誰と遊んだの?」
「帰りは誰と帰ってきたの?」
などと、つい、友達と接することができたのか?うまくやっているのか?気になってしまってなんでもかんでも聞きたくなってしまうのですが、それはぐっとこらえましょう。
そういうことを続けていると、子どもはそのうち、
「お母さんは、私が友達と遊んだっていうと喜ぶ」
と気付いてしまいます。
すると、友達と遊べなかったことに罪悪感を感じたり、寂しさを感じたりしてしまうことになりかねません。
親の一喜一憂が伝わってしまうんですね。
これはよくないことです。
学校にいって、勉強を頑張ってきただけで十分立派。くらいの気持ちでドーンと構えていましょうね。
自信をつけさせてあげる。
友達がいなくても、自分に得意なものがあれば、自信をもってはつらつと学校生活を送ることができます。
一人遊びをしていても、哀れに見えなかった子たちって、頭が良かったり、絵が上手かったり、何かが得意だった子が多かったように思います。
うちの子も、習い事をいくつかしているので、それに関しては多少なりとも自信をもっていると思います。
大体、一人遊びが好きな子って運動が苦手な子ばかりなんですよね。
だから、そのほかの分野で自信を付けさせてあげるのもいいと思いますし、苦手な運動を少しでも得意にしてあげようと親が手を貸してあげるのもアリだと思います。
とにかく、友達がいないことに対して子どもが引け目を感じなくていいように、何か自信になるようなものを身に付けさせてあげたいですね!
家ではとにかくリラックスさせる!
友達がいないってことは、学校で自分の気持ちをしまい込んで緊張状態でいる子もいるでしょう。
そういう子は、家では安心してペラペラ喋ることも多いのでは?
家事がいそがしくて、相手をするのが大変なときもありますが、できるだけ沢山おしゃべりして、沢山遊んであげたいですね。
習い事をしていると時間が足りなくて難しいんですけどね・・・
学校でのびのびできていない分、家で充分リラックスさせてあげて、明日への鋭気を養わせましょう!
子どもを認める声かけをする。
- 友達がいなくても、一人で楽しく過ごせるのは素敵なことだよ。
- あなたのことをお母さんはいつも応援しているし、ずっと味方だよ。
- あなたの良さを分かってくれる友達は必ず現れるから、無理に友達を作ろうとしなくていいんだよ。
この3つを、私はいつも意識して子どもに伝えています。
友達を作れ作れと急かさないように気を付けています。
先生に期待しない。
友達作りに関しては学校の先生に期待はしないでください。暴れん坊のトラブルメーカー、陰湿ないじめをする女子などには時間を割きますが、ただ友達がいないだけの子には時間は割きません。
だって、友達がいなくたって普通に学校生活は遅れますから。
誰にも迷惑かけませんしね。
友達がいないことが原因で不登校になればそりゃ動きますけど。
一番は、子ども自身が自らの力で友達を作ることが大切です。
私も日々不安はつきないですが、子どものもつ良さを認めて、楽しい毎日を送れるようバックアップしていきたいな。と、この記事を書きながら改めて思いました。
読んでいただきありがとうございました。