こんにちは、みやです。
今日は時間割について話したいと思います。
時間割通りにいかない理由
子どもの時間割表と、実際実施した授業が異なることってよくありませんか?
私の娘のクラスはしょっちゅうです。ほぼ毎日のように時間割の変更があります。
おかしいと思いません?
「明日は図工をやりますから絵の具を持ってきてください。」
と言われたから、絵の具を持たせたのに、
「図工どうだった?」
と聞くと、
「今日は図工なかった。」
との返事にガクッとなったこと、何度も何度もあります。
おいおい、次の日のこともわかんないのかよ先生!!!と思いません?
でも、それは担任が予定を守れない非常識人間だからではないんです。
時間割の変更が続出してしまう理由について話します。
欠席者がいる
欠席者がいるから時間割を変更することはよくあります。まあ、なんてことない授業なら何人休んでいてもやりますけどね。
「この授業だけはしっかり受けておかないと後々やばいぞ」
てな大事な学習の時には一人でも休んだら延期にすることがあります。また、
係決めや修学旅行の部屋割りなど、勝手に決めたら可哀想だなという場合は時間割を変更しますね。
ですから、
「今日は図工だ!やった~!」
といって、喜んで登校していった子どもが図工がなくてがっかりして帰宅。
欠席者がいるか聞いてみると、1人いるという。
そんなときは、
「ああ、きっと今日は全員で一斉に進めておきたい内容だったんだな。誰か欠けててできなかったんだな。」
と思ってください。
授業のスタートが遅れる
どの学校も、一時間目の前に朝自習の時間があります。更に、曜日によって体育朝会やら、全校集会やらといった集まりもあります。
これがくせ者でして、一時間目に食い込むくらい時間がかかることがあるんですよね。
迷惑な話です・・・
授業は1コマ45分。その45分にぎっちり詰め込んでやっと終わるだろうな、というような授業を予定していた場合、こうして授業開始時間が遅れてしまうとお手上げ。時間割を変更せざるを得ないです。
また、外で体育をして、そのあと教室に戻ってすぐに私服に着替えて次の授業。
という時にも、特に低学年だと着替えるのが遅くて次の授業開始が遅れることがあります。
理科の実験片付けや家庭科の各種実習片付け、図工の絵の具片付けや習字の片付けなど、着替え問題以外にもいろんな問題がありまして、次の授業開始時間が遅れる原因となります。
それで時間割通りにいかなくなるんですね。
思わぬトラブル発生
体育の時間にけが人が出た。授業中に鼻血を出した。授業中におもらしをした。授業中に嘔吐した。休み時間に取っ組み合いの大ゲンカがあり、解決に時間がかかった・・・など等、学校というのは、子どもたちがぎゅっと大勢詰まっている空間ですから、トラブルなんてしょっちゅうです。
そのために授業が中断したり、始められなかったりして時間が足りなくなり、時間割通りに進まないというようなことは多々あります。
子どもの実態把握漏れ
例えば、1時間でここからここまで学習を進めよう。と決めていたとしても、思ったより子どもたちが苦戦してしまい、学習が進まないとします。そのまま時間がきてチャイムがなった時、明日に持ち越そう。となるときと、いや、ここで区切ると中途半端だから次の時間もこの続きをしよう。となる時があります。
教師が子どもの実態に合わせて授業を組み立てたはずが、思っていた通りの速度で学習が進まないってこと、あるんですよね。
逆に、45分かけてやろうと思っていたのに、30分で終わっちゃった。なんてこともあります。
この子たちならこれくらいの時間でできるだろうな、という予想が外れることもあるってことですね。
保護者も腹が立つよね
とはいっても、こっちは準備しろっていうから道具の準備を急いでしたのに、なんなのよ!?
と腹が立つこともありますよね。
私が腹が立つのは、
「明日は漢字ドリルの〇ページのテストをしますから練習してくるように!」
と言われたから必死に練習させたのに、帰宅した娘に、
「今日は何でか知らないけどテストしなかったー」
と言われた時です。
昨日あんなに叱りながらやらせたのに。キーッ!!!となります。
だってさ、ドリルの漢字テストなんて10分あればできるでしょ?時間割の変更があってもどっかで10分とれよ!!!!
と思います。
そういう時に、子どもが「実は〇〇ちゃんが休んでたからさあ」とか、理由を話してくれたら怒りは収まるんですけどね。大体理由はわからないまま帰宅してきます。
先生!!! 時間割変更したら子どもに理由を話してくれ!!!!!
と、こんな気持ちになっている保護者がいるなんて、自分が保護者になるまでは気付きませんでした・・・
自分が担任してたクラスの保護者の方に謝りたいです(汗)
時間割変更しまくってすみませんでした!
読んでいただいてありがとうございました。