こんにちは、みやです。
梅雨ですね。7月だというのに毎日肌寒いくらいです。今年は梅雨明けが遅い気がする・・・
さて、教師的には、6月、7月といえばプール指導です!
↓ 以前の記事にも書きましたけど、学校は何でプール指導なんてするんだろうなぁ。
学校の指導で泳げるようになる子なんて、あまりいない気がするんですよね・・・
まあでも、現状、この時期に水泳指導をしている学校がほとんどです。
皆さん小さい頃の記憶を思い出してください。
学校のプール指導、めちゃくちゃ寒くなかったですか?
唇紫になってませんでした?
ガタガタ震えましたよね。
唇が紫になるって、真冬でもあんまりないですよ!
子どもは脂肪も少ないし、なんでそんな無理させるんだって思いませんか?
私も親になってそう思うようになりました。
半そでじゃ寒いかなってくらいの天気でも実施する時なんかもあって、先生、鬼なんじゃないかって思いますよね。これで我が子が風邪でもひいたらどうしてくれんの!?って。
でも、先生の立場からすると、実施せざるを得ないんですよ・・・
水泳を〇時間指導しなければならないっていう決まりがあるんですね。
これが、大体10時間くらいですかね。
1回に2時間使いますから、5回入る計算になりますかね。
その5回の間に指導をして評価をして一学期の通知表に反映させなきゃならんのです。
ですから、どうしても夏休みが入る前、もっというと、通知表作成の締め切り日までには水泳を10時間やらなきゃならないんです。
たまーに、悪天候続きで8時間しかできなかったという年もありますけどね。
夏休みに入る1週間くらい前に通知表は完成させてますから、それまでに10時間。
となると、7月2週目くらいまでで水泳指導は終わりたいんです。
でも、冒頭で話した通り、梅雨なんですよね、この時期。
カラッと晴れた暑い日なんてめったにありません。
ですから寒い日でもある一定の気温、水温をクリアしていれば実施してしまうんです。
では、何度あれば実施できるかどうかですが、これは文科省などで具体的に定められていないんです。
定めろ!と思いますよね。
ちゃんと決めてくれないと無茶する先生いるもの・・・
まあでも、学校ごとには決まりがあります。
大体気温と水温合わせて45度くらいですね。
低学年と高学年で設定温度が違うことがほとんどですから、高学年は42度くらいってところも多いでしょう。
温度に関しては、プール開き前に先生同士の打ち合わせでしっかり確認される部分であるので、知らない先生はいません。
ですから、「え!!こんなに寒かったのにプールやったの!?」
と思ったとしても、その学校が決めた設定温度をちゃんとクリアしてたってことなんです。
でも、例えば、めちゃくちゃ暑いのに雨が降っていれば入れないし、気温水温クリアしているけど突風が吹き荒れていたら入れないし。
温度だけで判断できないところではあります。
プールサイドに上がった時に身体が乾くってのも大事なんですよね。
それにはお日様も出ていて欲しいところですが、毎回お日様を待っていては梅雨の時期に10時間なんてとてもじゃないけど無理。
だから、寒くても強行するときはあります。
もちろん、子どもの方がガタガタ震えて泳ぐどころじゃない場合は、プールサイドでタオルにくるまって充分休憩時間をとったりしますけどね。
はー、ほんと、小学校のプール指導なんてなくていいのに・・・
こんなに寒い思いしてるのに泳げるようになる子ほとんどいないって、どうなんだろう・・・
読んでいただきありがとうございました。