こんにちは、みやです。
今日は教師の苦悩シリーズ、「妊娠したらどうするの?」ということについて話したいと思います。
どの職業でもそうでしょうけど、女性にとって、妊娠出産は、仕事を続けていく上で大変な決心が必要となります。
特に教師は大事なお子さんをお預かりする職業ですので、いい加減なことできないですね。
妊娠したら上司にいつ言う?
小学校の先生が妊娠したら、他の職業の方より早めに上司(校長先生)に報告するケースがほとんどです。
早めにというのは、安定期に入る前ということです。
そう、もうすごく初期に。心音が確認されたらすぐ。という方もいらっしゃいます。
嫌ですよね。流産の危険性がまだまだある段階で職場の人に言わないといけないんですよ。
何故か。
最大の理由は、体育の授業を誰かにお任せするためです。
体育って、マット運動、鉄棒、球技、そしてプール・・・色々な動きがあります。
妊娠中、そんな動きをしたらしんどいですし、何より、子ども達に充分な指導をすることができません。
ですから、私のような非常勤講師を臨時に雇ってもらったり、外のクラスの先生に自分のクラスの体育も一緒に見てもらったりしなければなりません。
もちろん、その分その先生のクラスの他の授業を代わりにうけもったりもしますよ(書道とか家庭科とかね)
ですから、まだ言いたくはない時期ではあるけれど、自分の身を守るためにも早めに報告しなければならないんです。
まあ、そのために講師を雇ったりするわけですし、校長に言えば全職員にバレるんですよね。
うーん。。。嫌だ。
でも仕方ないです。つわりだってあるのにプールなんて入れないし。
教師は流産率が高いってほんと?
これ、本当かどうか未だに謎なんですけど、今まで何人もの先輩おばさん先生から聞いたことあるんですよね。
「小学校の先生は流産することあるから気を付けないとね」
って。
理由はまあ、仕事が体力的にも精神的にもハードだからってことらしいです。
確かに、子どもがいる時間帯は椅子に座ってられないし、手のかかる子どもや面倒な保護者対応など、ストレスは多いです。
でも、そういう仕事をしているのは教師だけじゃないと思うんですよね。
私が思うに、教師だから流産しやすいんじゃなくて、
妊娠初期に公開しないといけないから、流産したらバレちゃうだけなんじゃないかと。
だから、他の職業の方も同じくらい流産経験があるんじゃないかって思うんです。
そもそも、妊娠初期の流産って珍しくないんだそうですよ。
稽留流産てやつですね。
実は私も一度流産したことがあります。その時に産婦人科の先生にこういわれました。
「初期の流産はよくあるからね。大体3回妊娠したらそのうち1回は流産するってくらい普通にあること。」
確かに、私は3回妊娠経験があり、そのうち1回は流産でした。
ちなみに、その時はもう教師ではなかった時期なので、教員だったから流産したわけではありません。
ですから、教師だからといって必要以上に流産を怖がる必要はないんじゃないかと思います。
勇気を出して早めに報告しよう!
3回に1回流産するかも。だなんて言われると、ますます職場に報告するのが嫌になっちゃいますよね。
でも、ここは迷っている場合ではないです。
妊娠が発覚したら早い段階で管理職に報告しましょう。
もしものことがあって後悔することがないように、無理しないようにしてくださいね。
読んでいただきありがとうございました。