こんにちは、みやです。
今回は、教師だというと友達によく聞かれるシリーズ。
「長期休暇中の教師の仕事」について話したいと思います。
では、一つひとつ解説していきましょう。
夏休み
一年の中で一番長い休みが夏休みですね。
子どもたちは40日くらい学校がお休みになります。
しかし、先生に与えられた夏休みは、なんと、5日間だけ!!!!
普通の会社と同じですよね。では、夏休みはどんな仕事があるのでしょう?
プール指導
夏休み中のプール指導は、先生たちで平等に分担して行っています。
プールの日数は地域によっても違いますね。
私が勤務していた東京23区内の学校では、10日間程ありましたが、娘が通う埼玉の学校では、
5日間もありません(うらやましい)
大体、低学年、中学年、高学年と、三回にわけてプールの時間が設定されているので、
プール指導の日には結構長い時間プールサイドにいることになります。
水に入れればいいけど、丘番(プールサイドから見守ったり塩素濃度を調べたりする係)だったりすると暑くて死にそうです・・・
家庭訪問
これも、地域によって時期が違うと思うのですが、私が勤めていた学校では共働きのご家庭が多かったので、
休みがとりやすいであろう、夏休み中に家庭訪問がありました。
真夏に何軒も徒歩や自転車で駆け回るので汗だくでした。
最近は、
「部屋には入りません。玄関先でお話させていただきます。」
とする学校が多いので、冷房の効かない玄関で滝のような汗を流して話をしていました・・・
沢山の研修
英語研修、特別指導研修、パソコン研修、各教科の指導法研修、新任研修、10年目研修・・・・
とにかく、これでもかってくらいの研修があります。
これ意味あるの?って思う研修もあり、辟易する日も多かったなぁ。
普段できない事務処理
授業がある日にはなかなかできない仕事をこなしていきます。
学籍関係の書類とか、国や県、市で決められてる文書などをコツコツ作っていったりします。
日直の仕事
これは、子どもがいる日にもですが、日直ってのがあります。
先生たち、毎日順番に一人ずつ日直になるんですね。
朝の打ち合わせの司会をしたり、校内の見回りしたりするんです。
この仕事、夏休み中にも毎日行います。
お盆の時期にも毎日誰かが日直として出勤しなくちゃいけないんです。
誰もお盆は日直したくないですよね(汗)
以上が夏休みの仕事です。
夏休みは5日間だけと書きましたが、それでも研修のない日などにたまった年休を取りやすいので、ぽつぽつともう少し休めますかね。
冬休み
子どもたちの冬休みは、大体クリスマスあたりから、2週間くらいです。
教師の冬休みはというと、夏休みと違って研修があまりないので、休みは取りやすいといえます。
しかし、大体残務処理などで年末ぎりぎりまで働く人がほとんどです。
春休み
子どもたちの春休みは2週間くらい。
教師の春休みはほぼありません。
学校を異動する人は自分の荷物をまとめて引っ越すのに大忙しです。
異動がある先生は、3月31日まで旧職場で仕事をして、4月1日に新しい学校でがっつり仕事が始まります。
異動がなくても担当クラスが変わるので色々な仕事が山ほどあります。
学籍簿とかいろんな書類も山ほどあるし、使ってた教室にワックスかけて、大荷物もって新しい教室へ引っ越しして・・・
入学式の数日前に春の遠足の下見に行く学校もありますね。子どもが登校し始めるとなかなか行けないですから。
いかがだったでしょうか?
夏休み中は先生も休んでいるのでは?と思っている方がたくさんいますが、全然休めないんですよ(涙)
先生は基本、カレンダー通りの勤務なんで、年休がとりにくいんです。
子どもがいる時に年休取れないですもん。
なんであんなに夏休み研修するようになっちゃったんだろうな・・・悲しい・・・
年休がほとんど消化できていない教師は山ほどいます。
もう少し先生も休ませてあげて欲しいですね。
読んでいただきありがとうございました。